本日は6月23日の日曜日です。

21日の金曜日、やっと全てのテストが終わって、やっと大学から卒業します(のはず。)

私は国立臺灣師範大学の企業管理学部から卒業するのですが、外国籍学生の卒業条件を少し紹介したいと思います。

まず、全学部、全ての学生(台湾人も含む)に共通するのは、

  • 服務学習1を3つ、 服務学習2を1つ
  • 体育の授業を6学期分
  • 英語1,2,3
  • 通識(ジェネラルコース)の6個の分野を全て
  • 国語(外国籍の学生は中国語)

これらを全て履修することです。

服務学習は英語でいうコミュニティーサービスにあたるものだと思います。 服務学習1は師範大学では、学校で毎学期いくつかある講演を聞きに行き、それに対しての心得(感想文のようなもの)を書けばいいだけです。台湾人は600文字、外国人学生は300文字書けばパスできます。ただ、師範大ではこの講演のチケットを取るのもけっこう一苦労で、私は最後の最後まで書き終わらずでした。 服務学習2は学部ごとに開かれ、いろいろなものがあるみたいですが、私は遊園地でボランティアをしました。私の場合はそのボランティアをして、そのあとにまた心得を書けば、OKでした。ちなみにこれらの単位は0です。

体育の授業は、世界でも少ないと思うのですが、トータルで3年間もあります。台湾のほかの大学では多くても2年くらいです。必修であるのに、これもいつも抽選で体育の授業を取りたくても取れない学期も運が悪ければあります。たくさんの種類はありますが、本当に毎学期5個くらい抽選に申請して運が良ければあたりますが、悪ければあたらなくてまた引き延ばしになってしまいます。4年生の場合は担当の先生に直談判しに行くことでその授業をとれることがあります。4年でもなくても直談判で取れることはありますが、4年生の方が確率は高いです。単位は各学期2時間で1単位です。

英語1,2は学校が始まって最初にクラス分けのテストがあって、それから学校がクラスを決めるので、選ばなくても勝手に授業が取れます。一定の英語の成績があれば、その証明を提出して1,2は取らなくでも大丈夫です。3は2年生以降に自分で選んで履修します。

通識は師範大は6つの分野があり、それぞれを取ることが必修です。芸術、科学、数学、哲学、自由とあと一つは忘れました。これも抽選でなかなか取れません。台湾大学と台湾科技大学の授業も一部これらに入っていて、そこから取る方が早いです。

国語は1,2があって1年生の時に取るのですが、台湾人は選ばなくてもそのまま取れているのですが、外国籍の学生は中国語をとる選択肢もあります。この中国語は中国語学部のクラスなので、とても分かりやすく中国語を教えてくれます。私たちは自分たちでクラスを選択しなくてはならないので、自分の好きな先生のを選べます。

これらの他は学部によって異なります。私の代の企業管理学部はこれらを含めて128単位を4年間で取ればいいです。

これらの他には、学部によりますが、私の学部は言語能力の提出も必要です。外国籍の学生は中国語の試験(TOCFL)のレベル4以上が必要です。台湾人の学生はTOEICまたはTOEFLの成績の提出が必要です。点数は何点以上取らなければいけない、と指定がありますが、忘れました。

今度またの機会に私の学部の卒業条件について書いてみたいと思います。